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9月, 2022の投稿を表示しています

『石油】

かなり多くの、日本ではほとんどの人が関係を持っているのではないかと思う資源。 プラスチック、電気、ガソリン、直接は使っていなくても、 魚を獲るための船の燃料、オーガニック製品をつくるための機械を動かす電気をつくる火力発電の燃料、各地の有機野菜を届けるためのトラックの燃料、ログハウスを建てるために伐採するための道具の燃料。鶏肉の飼料を運ぶ船の燃料。ペットのごはんのパッケージ。このスマホ。 もはや、「普通に」暮らしていて、関わらないところがないように思われる。 自分を含め世の大人たち。その建前は、真を通しているのだろうか。 インテリアの仕事についていた時も、照明の仕事をしている今も、電気に少し近い関わりをしている。 どうしたらより良く電気と関わっていけるのか。 時に行き詰まり、時に忘れ、時に流されながら、この問いを抱えている。 まだ見えていない真実からは想像できないが、 この石油はいわば "過去の遺産" 。 みんな、遺産を消費しながら暮らしている。 石油というものを再生産できないのであれば、使った分だけ消えていく。地球の中にある資源とエネルギーを消費していっている。 だから、消費した分、もしくはそれ以上の、地球が回復するようにしていくことが必要なんだと思う。この星で、じぶんたちが健やかに生きるためにも、未来の子たちが安心して暮らしていくためにも。 循環。 いつか 石油がなくなったとき、わたしたちは存在を維持していけるのか。その人生の主導権を、他者に明け渡してはいないだろうか。 それには様々な測りがあると思う。すべては繋がっていて、切り口やスタートラインの問題だから。 仮に定説通り、石油が過去の生き物の遺骸であり、それを地球が変化させたものであるとするならば、 受け取っているのは存在しているものからのエネルギーであり、それは愛と呼ばれるものかもしれない。 その愛をどう意識して受け取るのか。そしてどう活かすのか。何に費やすのか。どれだけ、受け取っていることを感じるのか。 地球が回復する方法。 ぼくは、すべての存在が、自らを大切にすることから始まると思う。そしてその為に、己を知ることが必要になる。 . 電気が反応し、生じる光。 人はいわゆる発光をすることはないが、光を目から受け、利用していく生き物だ。 目以外への作用ももちろんあるが、そこから影響されること...

熱意と許可

 先日 通っている整体で、 「作家としての熱意が足りない」とことばをもらった。 「作品には熱意がこもっているのはとてもよくわかる。だからわたしも買わせてもらったのだし。でも、伝える部分では熱意が足りてないんじゃない?」と。 それを聞いて、思い出したことがあった。 それは中学高校のころから、どこか「自分が考えていることやこれが良いと思っていることは、他人には理解してもらえないんじゃないか。共有はできないんじゃないか。」という考えがあったこと。 そしてそれが心のどこかにまだ存在しているということだ。 そのコンプレックスともいえるものが、自分の感性への自信や勇気、相手へ伝えようという気持ちを萎えさせ、遠慮や控えといった状態にしてしまっているのではないかと。 そういうことが苦手だと思っていた。 でも苦手なだけじゃなく、自分に許可をしていなかったのかもしれない。 ものにはよく込めている自覚はある。自分の感性・哲学・大切だと思うこと・これからの人生・生きる土壌である地球について、人としての関わりについて。 みえるものもみえないものも、自分の考え、経験、感性をもとに注ぎ込んでいる。ものは、それに応えてくれる。 ただそれを人に伝える段階になると、上記のことが生じてくる。 途端に勧めることが億劫になり、自信が減ってしまう。 発信する内容も、幾分良くはなってきているが、 2 枚 3 枚ベールにくるみながらやっていたような感覚にすらなった。 熱意。 熱意だけ伝えればいい。 それは解放でもあると感じた。 あぁ、解放してもいいんだと思ったとき、 うれしい気持ちになったのと同時に、 どこかそれを待ち望んでいる自分がいるように感じた。 この命を生きるならば ぼくは自己を解放してあげたい 十分に発揮してあげたい そう感じたひとときだった。 だからこれからは、そんな解放をしていきたいと思う。 この投稿すら自分にとってはチャレンジングだ。 どう言動が変わるのか、強調されるのかはまだよくわからない。 人にどう伝わるのか心配を少し感じるが、 でもそれが己であるから、後のことは仕方のないことかもしれない。 許可をだす。熱意や己を解放することに。 ぼくは自分の感覚が好きだし、自分の経験を尊いものだと思っている。 そこから生んだ作品たちは、自分の分身のように愛情が湧く。 己に、己の感覚に、感性に、経験に...