冷たい珈琲を片手に 川原で1時間ほどたたずむ 陽射しはあたたかく 吹き去る風はまだ涼しい そんな風を感じていたら そういえば風を受けるのって 好きだったなぁと思い出す 特に風を背中で受けるとき なにかを洗い流されているようで 気持ちがいいんだった そう思い出したとき 最近体感を増やしたいと思っていることと つながるものがあった 感じるといわれると あたまだったり こころだったり 肚だったりするけれど いまじぶんは 背中で感じたいんじゃないかと そんなふうに思った そう思うと 好きな岩盤浴も背中で熱を感じている 瞑想で呼吸をするときも あぐらをかくより仰向けになるほうが より深くできる じぶんにとって この「背中で感じる」ということに どんなものがあるのだろう 背中をひらくような 洗われるような 解放するような 背中で浴びる感覚 なんだろう 背中ってなにがある? どんな意味があるんだろう? 天使は背中から羽が生えていたりするし 背骨があり神経が通っている あぁ この感覚はなんだろう