夜、猫の琥助の顔面マッサージをしている。
猫にもツボや経脈みたいなのがあるのか、
すこぶる気持ち良さそうで、目を潤ませたり顔がしわしわのおじいちゃんみたいになる。そしてありがとうと言わんばかりにベロベロ舐める。
そうやっているといつも不思議な気持ちになる。
全然別のいきもので、言語はまったくわからないのに、何かでわかりあっているような感覚。
すごくないですか?
何かを感じ合って、やりとりしている。言葉ではなく。
その大きな要素の1つが「触覚」だと思う。
撫でる、触れる。この皮膚への刺激と触れたときの交換が、感じ合う大事なことのように思わされる。
この他種とも感じあえる「触覚」の世界。
いま一度、意識して過ごしてみたい。
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