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寄付するに値するコーチングとなるには?という問い

 

先日の相互コーチング(コーチ同士で行うコーチング練習のひとつ)の席で、「寄付するに値するコーチングとなるには?」という想いと問いを抱いた。青――い頭の中のアウトプットなので、理想と知識不足が満載状態ではあるが、想像してみたいと思ったので文字に起こしている。

 

寄付を受ける対象として、ひとつにNPO団体がある。さまざまな社会課題に対し、NPOの特定非営利活動とは、NPO法で規定された20種類の活動を指すという。

1.保健、医療又は福祉の増進を図る活動

2.社会教育の推進を図る活動

3.まちづくりの推進を図る活動

4.観光の振興を図る活動

5.農村漁村又は中山間地域の振興を図る活動

6.学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動

7.環境の保全を図る活動

8.災害救援活動

9.地域安全活動

10.人権の擁護又は平和の推進を図る活動

11.国際協力の活動

12.男女共同参画社会の形成の促進を図る活動

13.子どもの健全育成を図る活動

14.情報化社会の発展を図る活動

15.科学技術の振興を図る活動

16.経済活動の活性化を図る活動

17.職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動

18.消費者の保護を図る活動

19.上記の活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

20.前各号に掲げる活動に準ずる活動として都道府県又は指定都市の条例で定める活動

 

-e-GOV法令検索-

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=410AC1000000007
-
内閣府NPOホームページ-

https://www.npo-homepage.go.jp/about/npo-kisochishiki/ninteiseido

 

活動をするためのお金の集め方も様々な方法がある中、寄付をいただいて活動する意味として、ぼくが現在非常勤職員として籍を置かせていただいている認定NPO法人育て上げネットの工藤啓さんはこう表現されていた。

「活動するのに必要な1万円を、自分の財布から出すのか、1人の人から1万円出資してもらうのか、10人の人から1,000円ずつ寄付してもらうのか。その違いにNPOとしての活動の意味がある。」

この言葉からぼくは、「コーチングという活動の社会的価値を広めるために、1人の大きな援助を求めていくのではなく、少しからでも関わっていただける人を増やすことを目指す価値」という発想をもった。

コーチングという枠組みを活かし、個の変化が社会や地球への関わりへ繋がっていくことへの価値。今ある枠組みも、きっと変化を伴っていくだろう。

すでに取り組まれている団体もあるし、学んでいくことも多岐に渡っていく。それでも「コーチングは人格や関わりを形成していく的活動である」という感覚と、その創造の仕方という探究をしてみたい気持ちがあり、まずは今日こうやって言葉に落としてみている。

全く粗削りな思い付き段階の発想であり、どんな流れになっていくのかまだ想像が及んでいないが、なにか響くものがある方がいたらぜひお話をし合ってみたい。(続く)

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