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ICF共同探究会〜振り返りアウトプット〜

  〇PCCマーカー3合意の確立と維持より、3-1「コーチはクライアントのパートナーとして共に、クライアントがこのセッションで何を達成したいのかについて確認したり、再確認したりしている。」 訳文と英文では印象が変わる1項です。訳文では「コーチは~確認したり再確認したりしている」とありますが、英文では「Coach partners with the client to identify or reconfirm」となっており、コーチはクライアントと識別することや再確認することを協働している(提携している)とも訳せます。それぞれどのような意図を持っている文なのでしょうか。 訳文では確認と再確認することが強調されています。これはPCCマーカーという役割上、行動を明確にさせるためにこういった訳を施したのか。はたまた協働する(提携する)と述べられてはいるが結局行っていることは確認と再確認だったのか。 一方で、英文の「協働する・提携する」を考えていくと、具体的な行為というより「そういった意識を持つ動き」という印象がある。具体的な行為までの言及はなく、どういった行為が的確なのかという点から考察する必要がある。広がりと選択肢の幅が広そうだ。 訳文からは具体的な行動と発言を、英文からはその可能性と選択肢を考えていきたい。 〇サンプルクエスチョン4 Best action 選択肢には、尋ねるという動詞が3つ、依頼するという動詞が1つとなっています。(以下訳はgoogle自動翻訳) コーチングの中で、クライアントに依頼するという行為をとることは、クライアントの行動を指定する形になりかねます。そこには適正な合意がなされておらず、クライアントのための時間を妨げる恐れがありそうです。 2項目目の「コーチのために要約してもらう」という尋ねも、クライアントのための時間を削ってしまう形にもなりえるため、この問題文の段階では良いタイミングではないのではないか。 そうすると残りは1,4項目となりますが、ここの違いは「合意のタイミング」ではないでしょうか。1項目目が「探究するのが快適かどうかをクライアントに尋ねる」とあり、対して4項目目は「どのような新しい認識を培ったかを尋ねます」となっています。つまり、今後の話の方向性をクライアントに合意を求めているのは1項目目だけとなり、①が...